ぼくの情報収集方法

Dec 17, 2016   #情報収集 

この記事はfeedforce Advent Calender 2016の17日目の記事です。

前回の記事はpokotyamuによるHHKBを掃除した話でした

無刻印のキーだからといってどのキーでも当てはまると思って適当にやるとものすごい罠に引っかかっちゃうんですね。

さて、今回は多くのエンジニアにとって重要なキーワードである情報収集についてです。

自分は多分社内ではわりと情報収集よくやってる方だと思っているのですが、自分が普段どんな方法で情報収集してるかを共有したかったので今回まとめてみました。

情報収集って具体的に何をやってるのか

情報収集と言っても色々な種類に分類されます。

  • 新情報のキャッチアップ
  • 既存技術の知見
  • 話題の記事
  • エモい話
  • その他チーム開発の話など色々

私の場合はこういった様々な記事を読むことで、例えば新しい技術の情報なら興味を持って触ってみてプロダクトへの導入を検討してみたり、既存の技術でもたくさんの知見を得ることができるので、記事を読むだけでもたくさんの知識を得ることができます。

また、エンジニアならよくある話かもしれませんが、そんなに勉強している感覚もないので楽しく日常的に読んでいます。

そんな私が普段どのような方法で情報を収集しているのかについて紹介したいと思います。

どうやって情報収集しているか

私が普段主に行っている情報収集の手段は以下の6つです

  • Twitter
  • RSSリーダー
  • HBFav
  • Podcast
  • 勉強会、イベント参加
  • 社内Slackでの共有

それぞれ詳しく説明していきます

Twitter

最近ではわりとTwitterが一番の情報収集源だったりします。

アンテナの高い技術者のアカウントをフォローしておくことで、その人がシェアした情報を見れたり、技術的な知見などをポロッと呟くのでそういった情報を拾うことでかなりの情報を得ることができます。

私の現在のフォロー数は586と、それなりに多いので一つのタイムラインでは追いきれません。

そのため、技術系のツイートをしているユーザーはプライベートリストを作りそこで見れるようにしています。

リストのフォロー数は現在167です。

これが多いとは思いませんが、有益そうな情報を呟いている人がいたらすかさずフォローしているので日々どんどん増えていってます。

ただ、フォローするユーザーは自分の今興味ある技術関連を呟いている人ばかりに偏ってしまうので自分の知らない技術の範囲などはあまり情報を得る機会がないかもしれません。

RSSリーダー

これもよくある方法ですが、RSSリーダーも使っています。

以前はGoogle Readerに登録していましたが、サービス終了後はfeedlyに移行しました。

ただ、実際クライアントとしてfeedlyを使っているかというとそうではなく、Reederというアプリを使って見ています。

このアプリはGoogle Readerのころから愛用しており、非常にシンプルなUIでかつサクサク見れて、iOS/Macともにアプリがあるので重宝しています。

feedlyは単にフィードを登録しておくためのバックエンドというような扱いです。

RSSリーダーに登録しているフィードはだいたい以下のパターンに分かれています。

  • はてなブックマークの人気エントリ
  • 個人ブログ
  • Qiitaの新着投稿
  • 企業の技術ブログ
  • メディア系サービス
  • アドベントカレンダー(この時期限定)

とりあえず、一番重要なのははてなブックマークですね。

ここに大体の話題の記事が上がってくるのでとりあえずこれだけ追ってれば十分です。

あとは、Qiitaの新着投稿もわりと良くて、気になる技術カテゴリを一通り購読しておくだけでたくさんの知見を得られます。

reeder.app

HBFav

他人がブクマした記事を追うことも重要です。

大抵の人はブクマした時にTwitterにもシェアしていますが、そうでない人のブクマも見たいですし、何よりTwitterだと他の呟きに埋もれてしまうので記事リンクだけをまとめて見たい場合があります。

そういった場合にHBFavが便利です。

まあかなり有名なアプリなのでもう皆さんご存知だとは思います

HBFavは単純にはてなブックマーク上でお気に入りに登録しているユーザーがブクマした記事が流れてきます。

ですので、まずははてなブックマーク上でユーザーをお気に入り登録しておく必要があります。

私がお気に入り登録しているのは基本的にはTwitterでフォローしているユーザーです。

はてなブックマークと連携しているユーザーはTwitterでフォローしていると、はてなブックマークのお気に入り候補として表示されますのでそこから登録しています。

あまりはてなブックマーク側だけでお気に入り登録しているユーザーというのは少ないのでこの辺りは増やしていってもいいのかもしれません。

HBFav

Podcast

エンジニア系のポッドキャストはRebuildに始まり、最近どんどん増えていってます。

私はRebuildが好きで去年の年末時にサポーターにも登録したくらいで、最近のエピソードは3回ずつくらい聴いたりしてます。

また、最近ではyatteiki.fmのぼりーさんのクラウドインフラPodcastboot.fmも聴いています。

ポッドキャストは移動中でも情報を得ることができて大変便利です。

またアニメの話題なども多く、気軽に楽しく聴いていられるのでオススメです。

overcast

勉強会、イベント参加

私が最近特に勉強会やイベントに参加することで期待していることは、他社ではどのような運用をしているのか、についてです。

最近はECSでDockerを動かしてサーバーを運用し始めていますが、今まで社内でそういった事例がなかったため、チームで手探りでやっていった部分もあり、もっとシンプルな構成で効率良く運用できないか、といったところは知りたいです。

そのため勉強会やイベントに参加することで、他社ではどのようなやり方をしているのか、世の中的には何が主流なのか、といった話を聞くことができるのでよく参加しています。

また、実際に参加しなくとも後日スライドや動画がアップロードされることもあるので、connpassのページでチェックしていたりします。

そもそも勉強会やイベントの情報自体どこから仕入れてくればいいか分からない、という問題もありますが、connpassで気になるコミュニティに入ってみたり、勉強会を主催する方々のTwitterアカウントをフォローしておくとわりと開催情報を逃さなくなるのでおすすめです。

社内Slackでの共有

その他、社内で利用しているSlack内でエンジニア間で記事を共有し合うこともよくあります。

ここでは皆さんわりと良いと思った記事をシェアしてくれているので良記事、良情報が多くてこれもオススメです。

また、そのままそれについて議論や考察をすることもあって大変理解が深まります。

自分からもどんどん共有していってお互いに良い感じに情報をシェアし合えるようになれるといいと思います。

slack

収集した情報を共有する

さて、ここまでは情報を収集してくることについて書きましたが、集めた情報を周りにシェアしていくことも重要です。

記事のリンクをTwitterに投稿したり、社内のSlackなどでシェアすることで、自分が良いと思った記事を周りの人が簡単に知ることができますし、周りも良いと思った記事はシェアしてくれるようになってより効率的に情報を集めることができるようになります。

私はすべての記事をPocketに集約しています。

まず、良いと思った記事はPocketを使ってブックマークします。

すると、IFTTTによって、はてなブックマークにメール経由で送信し、ブクマされます。

はてなブックマークにブクマした記事ははてなブックマーク側の機能によって自動的にTwitterに投稿されるようになっています。

その他にも、GitHubでスターを付けるとPocketでブックマークされ、同じようにはてなブックマークでブクマされます。

share_with_pocket

一度Pocketでブックマークしている理由は、後から記事を読み返したい時に検索して探したいからです。

またGitHubのスターを付けている理由はスターを付けておくことでAlfredのPowerPackからリポジトリを検索できるようになるからです。

このように自分がブックマークするだけで自動的にシェアされるような仕組みを作っておくことはおすすめです。

まとめ

さて、現時点での私の普段の情報収集のやり方についてまとめてみました。

あくまで現時点でのやり方ですので、今後ももっと良い方法があれば改善していきたいと思っています。

みなさんも効率良く情報収集をして、効率よくシェアしていきましょう。

feedforce Advent Calender 2016の明日の記事は意外性ナンバーワンエンジニアのmizukmbによるHHKBにテプラ貼った話です。